会長挨拶
JGFA 日本ガラスフィルム工事業協会会長から皆様へ
会長挨拶
JGFA 会長から皆様へ
ごあいさつ
日本ガラスフィルム工事業協会
会長 古森 幸雄
私は2015年5月に会長に就任し、「会員への広報の充実」「ガラス工事での建設業許可取得と経営事項審査(経審)の受審の啓蒙」「日本ウインドウ・フィルム工業会との連携強化」「ガラス業界とのコラボレーション」「人材確保」などの取り組みに力を入れております。今年2017年3月10日には20周年記念式典を開催いたしました。 ご協力いただいた皆さま方には、あらためて感謝申し上げる次第です。20年の歩みを振り返りますと、窓フィルム工事は1974年の東京丸の内の三菱重工爆破テロ事件をきっかけに、ガラス飛散の安全対策が注目を浴び、1978年の宮城県沖地震後、窓ガラス落下防止の耐震改修の手法に飛散防止フィルムが認められ、フィルム施工は大きく飛躍いたしました。それから今日に至るまで、大規模地震対策、オイルショックや地球温暖化防止対策による省エネ促進、バブル期を含む大規模市街地再開発事業などで順調に拡大してまいりました。
一方、リーマン・ショック後の不況で大きく停滞と好不況を繰り返して参りましたが、フィルム業界および私どもガラスフィルム施工事業者の事業規模は確実に成長してきたと思っております。現在では関連業界のガラス工事業、内装工事業にとりましても重要な職種になりました。
業界にとって一番重要な出来事は、何といいましても、日本ウインドウ・フィルム工業会の下、我々ガラスフィルム施工事業者も協力して、2002年に厚生労働省認可のガラス用フィルム施工技能士資格制度が確立され、業界発展の大きな基盤となりました。国家資格においては、2016年までにフィルム1級、2級を合わせた累計合格者数、1671人のフィルム施工技能士資格者を輩出いたしております。業界発展のため、フィルム施工技能士3,000人を目標に、育成していきたいと考えております。今後も施工技術の向上を図り、新製品などフィルムの多様化に対する施工対応力を高めることでメーカーの努力に報い、業界の発展に邁進いたします。